相続の専門家とは?
具体的な相続の進め方をお伝えする前に、相続問題のサポーターとなる専門家である、国家資格者についてご説明したいと思います。
どの国家資格者が、どんなサービスやサポートをしてくれるのかを、ご存知ではない方も多いのではないでしょうか?
各国家資格者の強みと、その仕事を下記にまとめましたので参考にしてください。
国家資格者一覧
国家資格 | 主要担当機関 | 強味・主要業務 |
---|---|---|
行政書士 | 行政機関 (県庁・市役所・町役場) | ●公正証書・契約書作成 ●遺産分割協議書の作成 ●行政への届け出の代行 |
弁護士 | 裁判所 | ●紛争やトラブルの調停・解決 ●三番舒への申立て代行 ●裁判での口頭弁論サポート |
税理士 | 税務署 | ●税務全般のサポート ●税務署への申告代行 |
現実的な相続においては、遺産相続において裁判で争ったり、また相続税を納めたりというケースは、 全体の10%も発生していないのが現実です。
ですから、遺産分割協議書作成の正式な代行業務が出来る行政書士が、 ほとんどの相続手続きサポートが出来るという訳です。
まずは、専門家に相談しつつも、「何を」「いつまでに」しなくてはいけないのか、 正確に把握して相続の完了に向けて、着実に進めていきましょう!
この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。