相続人の欠格事由について

2015/01/13

今日は、相続人の欠格事由について

この民法に関してはそれは当然でしょうといった内容ばかりですね。
相続欠格事由に該当した相続人は、裁判手続きなどを要せずに当然に相続権を失います。また、欠格者は、遺贈を受けることもできなくなります(民法965条)。

ただし、相続人が相続欠格であるという事実は、戸籍に記載されることはありません。
また、相続欠格の効果は、相続発生前に欠格事由に該当した場合にはそのときに、相続発生後に欠格事由に該当した場合には相続発生時に遡って効力が発生します。そして、欠格者に子がある場合には、その子が代襲相続人となります(民法887条2項・3項)。

民法第891条
    次に掲げる者は、相続人となることができない。
一  故意に被相続人又は相続について先順位若しくは同順位にある者を死亡するに至らせ、又は至らせようとしたために、刑に処せられた者
二  被相続人の殺害されたことを知って、これを告発せず、又は告訴しなかった者。ただし、その者に是非の弁別がないとき、又は殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であったときは、この限りでない。
三  詐欺又は強迫によって、被相続人が相続に関する遺言をし、撤回し、取り消し、又は変更することを妨げた者
四  詐欺又は強迫によって、被相続人に相続に関する遺言をさせ、撤回させ、取り消させ、又は変更させた者
 五  相続に関する被相続人の遺言書を偽造し、変造し、破棄し、又は隠匿した者

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