相続・遺言の話~特別受益について~

2013/07/01

亡くなった人から生前にたくさんの贈与を受けた人であってもそうでない子であっても、法定相続分は同じです。
つまり、親の生前に一人の子がたくさん贈与をうけたことで親の相続財産は減ってしまってています。
実質的に生前に相続を受けたことと同じです。それが考慮されないのです。不公平な結果となりますよね。
民法第903条では次の場合には特別受益があったとして他の相続人より少なく相続することにさせています。
具体的には、婚姻養子縁組のための贈与(持参金や嫁入り道具や支度金等)、生計の資本として贈与(独立開業するときの開業資金やマイホーム取得のための補助や通常より多額な大学の学費等)といったところのようです。
なお「遺贈」とは遺言により財産を受けることです。
相続により遺産分割協議で財産を取得するのも、遺言により取得するのも似たようなものかもしれませんが、法律上では厳格に区別されています。

相続花子

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